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2006年01月16日

帰り道のBlue。

 帰り道、遊歩道を家に向かって歩いていた。この季節の夕方特有の淡い夕暮れの空に鴉が飛んでいる。ボクはツアーの事、バンドの将来、レコーディングの行方等々を考えながら、一方で頭の中で聴いたような聴いてないようなFUNKが鳴っているのでブンブンブンとそのベースラインを口にしてみると、ふいにこんなFUNKなんかに全く興味を持ってないくせして職業的反作用としてただ反芻している事に気づき、一体オレは何のためにこんなに(好きであれ、どうであれ)音楽を思いつき続けるのか、それが一体オレを何処に連れて行こうとしているのかと考え、とたんに空しく��ってしまった。虚無である。おそらく若干疲れがあるのだろうと推測する。なにしろ働き通しだ。ま、こういう時は早いとこウチに帰ってゆっくりするのが良いだろう、と思ってもそうはいかない。これから吉祥寺ミスドにてズボンズのミーティングなのだ。ドーナッツ。

 ミーティング。今日はボクがツアーに出ている間に色々やっておかねばならない事についてである。4人揃えば文殊の知恵。この辺り、ズボンズ2006仕様だな、と感じる。今までと違う事は、たくさんの事が4人で分担できるという事。それぞれが活動に対して役割を持つ。バンドとは演奏する共同体であり、活動する共同体でもあるという事。活動自体にコミットしていく事でより深い「バンド活動」になっていく事だろう。そういう意味で頼もしい状態に入りつつある。2月にはWebも一部を除き一新する事になっている。更におもしろ楽しいモノになるのは間違いない。さぁ、ガンバロウ!(打ち合わせの中で、またも素晴らしく実用的なアイデアを思いついてしまった!これはおそらく2月には発表になる。オタノシミニ!!)

2006年01月05日

年明けて。

 来週に差し迫ったズボンズのレコーディングの為のリハ日。いつもの事であるが、ビシバシとメンバーをしごく。スタジオ内に和気あいあいとした雰囲気は微塵もない。もう少しやさしく出来ないものかと我ながら思うのであるが、そこはズボンズなのでショウガナイのです。ズボンズはただのバンドであってはならんのデスカラシテ……。ボクのイライラも沸点を迎えようとしておりマス。曲は今までのズボンズとはテイストがかなり違ったものである。何か新しい事、何か楽しい事、を、見つけよう、と、ガンバッテいるのです。ボクは本当に深刻なまでに真剣である。どんなものができるのでしょうか?????

新曲のリスト
・Country Track Song
・失われた家族
・It's All Over Now,Baby Blue,Let's Go Holiday!!
・Matta's Tune