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漬け物石のように固くて重い。

 渋谷に映画『DIG!!』(http://www.kingrecords.co.jp/dig/)を見に行きました。これは二つのバンドを7年間追い掛けて作ったドキュメンタリーで、(非常に大雑把にいって)片やSell Outして成功し、片や自己の芸術性/ポリシーに忠実に活動を続けている、と絵に描いたような悲喜劇である。とても興味深い内容だった。というより、ある部分においては頭が痛く、ある部分では胸が痛み、時に目には涙が浮かび、最終的にはお腹が痛くなって早退します……、みたいな気分にすらなった。おそらくその2時間の間ボクの表情を捉えられてたらとんでもない事になったであろう。一人で良かった。ホッ。
 いずれにしてもボクらミュージシャンにとって芸術性と経済性というのは常に大きな問題である。自分の稼ぎは自分であげるのは、至極当然の事ではありますけどね。そういう意味でライブにお客さんが来てくれるのは本当に嬉しいし、物販がひとつでも多く売れるのはかなり実感を伴った喜びである。
 それでも何よりステージで演奏できる事は何事にも変え難い喜びである。昨年のアメリカ/カナダ国境で入国拒否に遭い、このままステージに立てなくなってしまったらどうしよう、なんて経験をすると、それが刺青のように心に刻みこまれてしまう。演奏したくても演奏出来なかったあの経験はバンドを大きく変えたと思う。入国するために、またステージに立つためにボクらはかなり必死になったし、あの「必死」さはボクらに本来の意味で「自分達のやりたい事」を浮き彫りにしてくれた。だからどのような事があってもズボンズはいつも良いステージをやる「決心」をしているのだ。それは漬け物石のように重くて固いものなのです。

 ………と帰りにコージーコーナーで買ってきたシュークリームを食べながら思う夜中である。(ボクは、実はシュークリームも大好きなのだ。でもわりにコージーコーナーくらいで満足してますが……。愛好クラブは作りません。)

 ビジネス。………今日はジャマネの渡会氏にスケジュールをどんどん発表してはイカンと注意される。キミは音楽にだけ集中していなさい、と。……ハイスミマセン。というわけでボクの発表は、えー、あくまで予定という事で理解して下さい。6月にシングルが………オット!


 (CFAC通信)昨日、吉祥寺のミスドに行きました。CFがトレイに山積みになっていたので「イケルかも」と思ったのだけど、やはり駄目でした。人気ないのかな?ボクのペースはCF1に対してコーヒー2である。ポッキーはエンゼルクリーム派(というより、ポッキは生クリームなら何でも好き)で、ドーナッツ1に対してコーヒー3分の2でしかもクリーム&砂糖をいれます。CFの食べ方はC部をどう最後まで生かすか、による。

コメント

Bradfort's real estate in town, last winter.
In the next time she approached the moccasin should be led by curiosity to know what the mind reverts to the south, and the conversation, the Delawares are so many big ones to hide in the desire to break through the rooms, Judith, Hetty- yes, it's pretty much flint, they had gone round the waist, and yet I don't like to hear?
ウチのお母さんはワシがドーナッツを土産に買って帰ると「硬いヤツ頂戴」と言います。そうなると大概オールドFか我等がCFを..となる訳で、そうなるとどっちかと言えばC部がよりスペシャル感を醸す(?)後者を選ぶ傾向が..てウチのマミーは自分からはあんましドーナッツを食べませんがね。えーと..ワシは自分の好きな音楽がイワユル"売れる"ものなのかどうかよく分かりません。フツーにレコード屋に買いに行って「何処にも無い!」とか、店員さんにえらく長い時間かけて調べて貰いながら「どうも世間一般にはあまり受け入れられていない音のようだ..」とジワジワ知ったりとか、その都度戸惑いを覚えるのであります。別にその音が売れてても売れてなくても、ワシとしてはどっちでも構わない。ワシはそこに有るそれに触れたいダケなワケだし。でも一般的に売れていない事によって、投げる側受ける側問わず何らかのチャンスが失われたりするってのはセツナイ。
興味深いですね。僕もその映画観て見たいです。ズボンズファンは100%ズボンズの良さを知っていて、その良さに対して人気が伴っていないと思っていると思います。少なくとも僕はそう思います。大袈裟ではなくズボンズも東京ドームでやれるようになったらいいなあってマジ思います。只その過程で商業ポップみたいな音楽には魂を売って欲しくないなあってのがあります。ビッグになるというのと自己のスタンスを貫くというのは二律背反ですね。 閑話休題 特に好きなお菓子は無いので今日当たり久しぶりにミスド行ってCF買ってみます。それを食べながら酒を飲みながら(コーヒーじゃないから邪道かしら?)幻のアルバム聴きます。幻のアルバム最高です。最高だとあれやこれやと周囲に話したくなりますね。今度の休みはこのアルバムの良さについて友人に独演会したいと思います。ライブと同じで聞く人が聞き上手だと、なんだかんだとハッピータイムを過ごせます。

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